はなくそにんじゃ

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絵本情報

タイトル：はなくそにんじゃ
著：よしむらあきこ
出版社：教育画劇

お鼻をほじるのが日課の はなほじたっくん。
ある日、その鼻から出てきたのは……なんと！

「はなくそにんじゃ、参上！」

にんじゃの術で、たっくんは自分の鼻の中へ。
そこにあったのは、はなくそ工場。
「バイキンぱっくん！はなくそになーれの術」で、ほかほかのはなくそが出来上がり。

でも、ひとつだけ逃げ出したのが……「はなみずおばけ」。
「くそって呼ばれたくないよ〜」と泣き出します。
そこへ、はなくそにんじゃが言うのです。

「がんばった鼻水しか、はなくそにはなれない。
はなくそは、すごいものなんだ！」

涙をぬぐって決意した、はなみずおばけ。
風に吹かれてぐんぐん育ち、ついには「はなくそキング」に！

そしてたっくんも、「鼻すっきりたっくん」に変身。

おはなをほじほじしては、はなくそを食べちゃう、そんな時期の子どもに読むと、ちょっと恥ずかしそうに、でもキャッキャしながら聞いてくれました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またふらりと、遊びにきていただけたらうれしいです。

2025.8.4