今日も『ちいさな暮らし研究所』に立ち寄ってくださって、ありがとうございます。
小さな発見や、やさしい時間をお届けできたらうれしいです。
連休にちょこっと、仕組みをアップデート
予定のない連休。
ゆったりとした時間があるときこそ、暮らしの仕組みをちょっと整えたくなります。
今回は、「私服の制服化」を支えるクローゼットの仕組みづくりについてのお話です。
子ども用のアイテムが、思わぬところで再登場
クローゼットを開けたとき、どの服がどこにあるか、空のハンガーには何がかかっていたか、すぐにわかるようにしたい。
そんな悩みからふと思いついたのが、子どもが小さい頃に使っていた「お名前シール作成機(テプラ)」でした。
「3点セットスーツ(黒)ジャケット」
「長袖Yシャツ(白)」
「半袖Tシャツ」、「V首セーター」、「マフラー」など、
用途別のラベルをハンガー1本ずつに貼ってみることに。
これが、想像以上に便利だったのです。
ハンガーの「数」と「形」も揃えて、視界をすっきり
あわせて、使うハンガーも同じ形・同じ色のもので統一しました。
数は、制服化した服の数+予備3本分ほどに絞って。
ハンガーを選ぶときのポイントは、
- 同じ高さに揃う(肩ラインが揃う)
- 滑りにくい素材
- わずかに厚みがあるけれど、省スペースになるもの
個性は必要ない。
服を支える道具としての整然さが、クローゼット全体に静かな秩序をもたらしてくれます。
小さな工夫が、大きな迷いを減らしてくれる
「今日はこの服を着よう」と思ったときに、
ハンガーに書かれた用途ラベルを見るだけで、自分の選択が自然に確認できる。
例:「冬用カーディガン(水色)」+「3点セットスーツ(黒)ベスト」+「3点セットスーツ(黒)パンツ」+「長袖Yシャツ(白)」
洗濯後も、元のハンガーに戻して干せば、クローゼットに戻すときも迷わない。
小さな「考えない工夫」が、毎日のリズムを整えてくれます。
仕組みは、暮らしの味方になる
便利そうな収納術や時短のアイデアは世の中にたくさんありますが、
自分の暮らしに合うかどうかは別の話。
今回のラベル付きハンガーや数の見直しは、
私にとって「ちょうどいい」制服化の形をさらに支えてくれるものでした。
次の季節が来ても、この仕組みなら大丈夫。
そう思える自信が、ほんの少し芽生えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またふらりと、遊びにきていただけたらうれしいです。
2025.5.12