どろぼうがっこう

ほんのじかん

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絵本情報

タイトル:どろぼうがっこう
著:かこさとし
出版社:偕成社

ここは「どろぼうがっこう」。
くまさかとらえもん先生と、生徒のじろきち、ろくでなし…そして、どろぼうになりたい(?)おじさんたちが集まる、不思議な学校です。

くまさか先生は言います。
「どろぼう学校の生徒は、一生懸命精出して、早く一番悪いどろぼうになるよう、うんと勉強しなければいかん。」
でも、生徒たちはどろぼうの宿題がまるでできず、落第だらけ。
どうにも頼りない面々です。

そんなどろぼう学校にも、ある日やってくるのが…遠足!
もちろん目的は「どろぼう」。
抜き足、差し足、忍び足で、金持ち村へと出かけていきます。
選んだのは、一番大きなお屋敷。さあ、生徒たちは無事(?)に任務を果たせるのでしょうか。

とぼけた雰囲気の中に、ちょっとした皮肉やおかしみが詰まったユーモア絵本。
子どもも大人も思わず笑ってしまう、かこさとしさんらしさが光る一冊です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またふらりと、遊びにきていただけたらうれしいです。

2025.6.9

どろぼうがっこう  かこさとし・おはなし