ぐるんぱのようちえん

絵本と児童書

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絵本情報

タイトル:ぐるんぱのようちえん
作:西内ミナミ
絵:堀内誠一

ぐるんぱの本箱 ぐるんぱのようちえん

絵本のあらすじと、私の思い出

ぐるんぱは、汚くて嫌なにおいのする、ひとりぼっちのぞうです。
一生懸命に働くのですが、どこに行っても「もう結構」と言われてしまいます。
それでも、ぐるんぱはあきらめず、やがて幸せを(天職を?)見つけることになります。
この絵本を、ほんの小さな頃に読み聞かせしてもらったとき、なぜか私は自分をぐるんぱに重ねて見ていました。

「大きくなったら幸せになりたい」
そんなふうに思いながら一生懸命に生きていこうと、幼いながらに心に誓った記憶があります。
半世紀経った今でも、私の原点は、この本にあるような気がしています。

「どんなに不器用でも、ちゃんと居場所は見つかる」
そんな気持ちを、今も大切にしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またふらりと、遊びにきていただけたらうれしいです。

2025.4.28