はじめてのおつかい

ほんのじかん

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はじめてのおつかい

絵本情報

タイトル:はじめてのおつかい
作:筒井頼子
絵:林明子
発行:福音館書店

絵本のあらすじ

5歳のみいちゃんが、「ひとりでおつかい」に挑戦します。
家には赤ちゃんがいて、ママは大忙し。
みいちゃんは、牛乳を買ってくるよう頼まれ、100円玉を握りしめて元気に出発します。

坂の上にある商店は、家からすぐ近く。
でも、みいちゃんにとっては、それが大冒険。

お店に着いたものの、人の気配がありません。
みいちゃんのドキドキ、わくわく、こわごわ。
そんな気持ちが、ページをめくるたびに、そっと伝わってきます。

私の思い出

子どもの頃、私は「ぐるんぱのようちえん」「ひとりでおつかい」「ぐりとぐら」この3冊が大好きでした。
そして、大人になった今も、変わらず好きなままです。

私が育った家は商店が遠く、おつかいを頼まれることはほとんどありませんでした。
だから、みいちゃんのように牛乳を抱えて誇らしげに帰る姿に、小さなあこがれを抱いていました。
私もやってみたかったなぁ。

「小さな挑戦は、小さな誇りになる」そんなことを思い出させてくれる絵本です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またふらりと、遊びにきていただけたらうれしいです。

2025.5.19