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とう子の小説紹介です。
いつかみんなGを殺す
成田名璃子 著
角川春樹事務所
今日、アパートの台所で、久しぶりに「G」と対峙してしまったので、この本の紹介を投稿します。
人生がGと交差する瞬間、人の本性は、否が応でも剝き出しになる。普段は理性というヴェールに包まれている己の核と向き合った瞬間、人々は一体そこに何をみるのか?
最後に笑うのは、己かGか。
残されるのは、希望か絶望か。
舞台は東京。ホテル グランドシーズンズ。今宵、ディナーショーやライブ、蛍の放生等が行われるイベント「ミッドサマードリームナイト」の最終日。その数時間を描いた、一夜の「G」の物語。
人はそれぞれ、心の中にコンプレックスを秘めている。
建物はそれぞれ、躯体の中に「G」を秘めている。
いつかみんな各々が「G」を殺すときがくるのだ。
ちなみに私は本日、丸めた新聞紙という武器で「G」を殺ってやりましたよ。
2024.9.22
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