三びきのやぎのどんけろり
マック・バーネット 文
ジョン・クラッセン 絵
青山南 訳
化学同人
橋を渡っている子ヤギと、橋の下にいる両手にスプーンとフォークを握り、首にナプキンを巻いたちょっと何だか分からない生き物。
橋の下のちょっと分からない生き物は、トロールでした。
ヤギのどんけろりの一番目が橋を通ります。
トロールは、「めえめえヤギさん、大好きなんだよ。かわいいねえ、お前、俺がもりもり食ってやる。」と言いますが、「次にもっと大きなヤギがくるよ」の一言で一番目のヤギを見逃しました。
ヤギのどんけろりの二番目が橋を通ります。
トロールは、「かわいいねえ、お前、俺がもりもり食ってやる。」と言いますが、また、「次にもっと大きなヤギがくるよ」の一言で二番目のヤギも見逃しました。
ヤギのどんけろりの三番目が橋を通ります。
あれこりゃ本当に大きいヤギがやってきました。
トロールは、小さい声で「食ってやる、かわいいお前を・・・」と言いますが、三番目のどんけろりにどつかれて川にすっ飛んで行ってしまいました。
その後のトロールはどうなったのでしょうか。
あれ、このお話、昔もどこかで聞いたことがあるぞ。
ガラガラドンはどこに行っちゃったのでしょう・・・?
2024.9.30
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